北海道の手織りつむぎ~優佳良織~

先日、北海道に行ったことをきっかけに、東洋きもの学院で学んで頂く特別専科のユーカラ織について少し調べてみました。

優佳良織は旭山動物園と同じ北海道旭川で生まれた手織り工芸品で、北海道の四季の自然をモチーフに羊毛を使って製作された工芸品です。

ひとつの作品を構想から仕上げるまで3~5年の年月がかかるそうです。


作品のテーマには、200種類以上の色を混ぜ合わせる、独自の工芸で紡いだ色糸を使い、まるで油絵のような織物の製作を可能にされました。

ゆうから織りの糸かせ

テーブルセンター テーマは“大雪の秋”



優佳良織の“ゆうから”とは、アイヌ語で『伝承』という意味だそうです。

北海道の織物として、根をおろし継続して伝えられていく織物になってほしい。
そんな想いからこの『ゆうから織』という名が付けられたと聞きます。

ユーカラ織で作ったお手玉

かわいい木目込み人形 “舞”



作品のテーマには、北海道で見られる自然風景、流氷・ミズバショウ・白鳥・ライラック・秋の摩周湖・冬の摩周湖・ハマナス・北の岬・雪の紋章・大雪の秋等々を手織りで表現されています。

兵庫県姫路市でマンツーマンで学ぶ、プロの着付け教室
東洋きもの学院
学院長 大西 見亜子
http://m-toyo.com/


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